観劇感想など

舞台観劇、ライブその他もろもろの感想を書き綴るブログです。

オタクと価値観と私。

この界隈にいると避けられない話。

 

 

 

 

 

 

「価値観」って便利な言葉ですよね。っていう話です。

すべての争いって「価値観の違い」って言葉で蹴りがつくと思ったんです。

 

 

私がよく観に行く舞台はいわゆる2.5次元舞台と呼ばれるものです。漫画やアニメ、ゲームが原作で、それを舞台化したもの。最近爆発的に流行っていて、いわゆるブームってやつですよね。

 

私はミーハーオタクなので、とりあえず流行っているものは追っかけます。きっかけはもともと好きだった漫画が舞台化したこと。そして今では見事にハマっているわけですね。

 

まあ別に2.5次元に限った話じゃないんですけど、価値観って難しいなと思い始めたのが、この界隈に足を突っ込んでからだったのでその辺も交えながら書いていきますね。というかこの話ってそんな狭い範囲とかではなくて、きっと人とのコミュニケーションを考えていくなかでどうしようもない壁なのかなと。

 

漫画、アニメ、ゲーム、なんでもいいんですけど、それらのコンテンツには必ず「ファン」がいますよね。そして私が日々悶々と考えているのがこの「ファン」についてなんです。

 

よく聞きませんか?

 

「本当のファン」

 

って言葉。

 

「本当」の「ファン」ってなんなんでしょうね。

これに対する答えはおそらくでないです。出てたらこの世から争いなくなってるから。

まあそもそも何が本物で何が偽物かなんてのもおそらく答えはありません。誰かが本物だと思っているものは、誰かにとっての偽物かもしれないですし。

 

そんなこといってたらなんの解決にもならないんですけど、解決したいわけでもなくて。何がしたいかと言うとただ私の考えをまとめたいだけなので。

 

 

 

2次元、2.5次元の界隈だけじゃないと思うんですけど、1つのコンテンツに対しての争いってめちゃくちゃたくさんあるんですよね。女性向けコンテンツで多いのかもしれないですけど、学級会なんて揶揄されてたりもしますね。

 

 

そして、2.5次元界隈で起こる争いの根源って

直球で言うと原作のオタクか俳優のオタクかってことなんですよ。

 

 

 

よくよく考えたら当たり前なんですよ。普段2次元を応援しているオタクと、普段3次元を応援しているオタクが同じ場所に集うんですよ。争わないわけがない。いや別に争いたいわけじゃないとは思うんですけど。

 

 

原作のオタクからしたら、自分が好きなキャラクターの応援をしている人が「本当のファン」。つまり原作のオタクが見ているのは、2.5次元の2次元寄りの部分。その俳優さんが「演じているキャラクター」を応援していますよね。

 

 

そして俳優のオタクからすれば、自分の好きな俳優の応援をしている人が「本当のファン」。つまり2.5次元の3次元寄りの部分。そのキャラクターを「演じている俳優さん」を応援しているわけです。

 

もちろん、こんな単純じゃないことも、すべての人がそうじゃないことも十分承知の上です。でも、少なくともこういう考え方の人たちがいることも確かなのではないかなぁと。

 

 

 

だからこそ、お互いにその「キャラクター」もしくは「俳優さん」のことも知らないくせに、「好き」とか「推し」とかいうのは ”にわか” 

っていう考えに至ってしまうのかなぁなんて。

 

 

そして、ここからさらに発展するのが、原作のオタクがその作品しか見てないのに「俳優の〇〇さん推せる」とか「沼」とか言い出すから余計こじれるんですよ。これ、2次元オタクの悪いところです……(笑)

(気持ちはわかるんですけどね)

 

 

 

俳優さんのオタクからしたら、その俳優さんが出てる他の作品観たことないくせになにを言ってるんだって感じる人もいるかもなわけです。

 

 

 

逆のパターンはあんまりないんですよね。

まあ原作のオタクが「原作予習してから来い」みたいにいうのは近いのかもしれませんが。

 

 

 

 

私個人としては好きになるきっかけってなんでもいいと思いますし、ファンになったタイミングだって人それぞれでいいと思います。古参とか新規とか気にしすぎるのもなぁと思いますが、ずーっと前から好きだった人に対して新規がデリカシーのないこと言うのはどうかと思います。

 

ファン歴が長いからえらいとかそういうことではないですが、少なくとも昔からファンだった人たちで、そしてそのコンテンツ、もしくはその俳優さんにお金を落としている人たちがいたからこそ、新しいファンたちがそれを享受できているわけでして。

 そこは忘れちゃいけないところですよね。

 

 

 

 

 

そして、「好きのあり方」も自由でいいと思うんです。そこって張り合うものじゃないですし。舞台にたくさん通うのもいいですし、グッズをたくさん集めて飾ったり、痛バ作ったりするのだってその人なりの「好きのあり方」、好きの表現の仕方だと思うんです。

 

 

 

 

 

価値観の話に戻ると、おそらく人って自分と違う価値観の人と出会ったり、自分が理解できない考え方をしている人に対して攻撃的になっちゃうことがあるんですよね。

それは自分とは違うものへの恐怖心なのかもしれません。

それを価値観の違いって言葉で片づけることもできますけど。

 

 

相手の事を知ろうともしないで、ただ批判や否定、馬鹿にする行為はそろそろ時代遅れだと思います。

 

いろんな価値観を認めていけたら、きっとみんな平和に暮らせますよね。

(まあそんな簡単な話じゃないんですけど)

 

 

何が言いたいかわからなくなってしまいましたし、まとまりのない文章ですがこの辺で。

 

 

もちろん、これは私個人の意見ですし、「何言ってんだお前」っていう方もたくさんいると思います。それでいいんだと思います。それこそが価値観の違いですし。

 

 

なんだか言いたいことの半分も書けなかったというか、うまく言語化できなかったというか。またそのうちこの話題について書くかもしれません。

 

 

 

 

 

 

少しでもこの界隈の未来が明るいものでありますように。

 

深夜の戯言でした。